無量寿経‼️
親鸞さんは、この経典を真実経典とした。
それは「無量寿」つまり、時空を超えた「命」の根源的あり方を説いているからかもしれない。
それをअमिताभ、Amitābha(アミターバ)という。
無量寿経に「無量寿仏」という名前で出てくる。
これは、固有名詞というより、我々のいのちの根源を名詞化したものだといえる。
そして、この「いのちの根源」を「法蔵菩薩の願いと修行(五念門)」というストーリーで表現されている。
しかも、法蔵菩薩は「汝当に自ら知るべし」と師匠から言われるけれど、
この時点で法蔵菩薩はこの意味を知らずに、「私のようなものにわかりません」「是非教えてください」と教えを請いて、
「無量寿」の根源の叫びを見出したところが「四十八願であり第十八願」である。
この、無量寿仏こそ全生命の命の叫びであるということなのだろう‼️
そのゆえに、私たち人間は、全生命を無量寿としてその根源に「屈服礼拝する」ことから始めて、
智慧の道であるअमिताभ、Amitābha(アミターバ)に導かれて人生を行じていく
「菩薩道」を生きるのだということである。
それが「法蔵菩薩道」であり、その究極が「利他の薗林遊戯地門」だと天親は教えているのである。
そういう点で、そこを目指す大乗菩薩道こそ無量寿経なのだ!
これこそが仏教の究極であるといっておられるように思う!