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2019-07-15 22:19:00
脳は正しく世の中を見ていないという一例❣️(無明という存在の人間)
光の速度と音の速度は違って、圧倒的に光の速度の方が早い。
なのに、《目の前の人の口の動きと声は違うスピードなのに同時》に見えている。
光の速度と、音の速度が等しくなるのは、ほぼ27メートル先なのだ。その前後である場合、完全脳の勝手な修正である。
脳はこのように、勝手に「ズレを修正する」。
水平方向に25メートル先を見るのと、垂直方向に見るのとも、
距離感が全く違う。
距離感としては、水平方向が修正で、垂直方向が実際なのだ。
私たちは見ていることすら確定的に正確であると言えない。
こういうことも知っておく方が良いと思う。
《このようなことがわかれば、人間は「虚妄分別」でしかない》ということが、科学でもわかります‼️
ちなみに
前回光と音が同時になる時点は27メートルと書きましたが、
より正確には以下の引用のような記事もありました。
○光と音の情報が「同時」に我々に達するのは、どれくらいの
距離でしょう?
花火の例をとってみてもわかるように、夜空に美しい花火が炸裂する。そして私たちはそれを「見ます」。
それからしばらくしてドーンという音を「聞きます」。花火から発せられた光と音の情報は、時間差で
我々に届くのです。
なぜなら光速のほうが音速より速く、音速は毎秒約330メートル、光速は毎秒3億メートル。
言い換えると、音速はマッハ1、光速はマッハ90万。つまり光の方が音の90万倍の速さで伝わるのです。
となれば、光と音の情報がわれわれに「同時」に到達するなんてありえないと考えるのが妥当です。
しかし、そこにはあるからくりがあるのです。
そのからくりは実は我々人間の中にあります。
上記のように花火を見たり聞いたりするのは、光速と音速という物理的な速さだけによらないのです。
光の情報は、目に入ってから網膜で化学反応が起きて、その情報は脳内の後頭部の視覚野で処理されます。
同様に、音の情報は、耳に入ってから鼓膜を振動させ、それから様々なプロセスを通じて脳内の
側頭部の聴覚野で処理されます。
この音と光が人間の体内に入ってからの情報処理速度の実験によるとなんと
聴覚情報の方が視覚情報より速い という結果が得られたのです。
(実際の反応速度は聴覚反応速度は約0.13秒、視覚反応速度は約0.17秒)
つまり光の情報は空中を飛んでくるのは速いが、体内に入ってから人間が「見えた」と認識するまでに時間が
かかってしまいます。反対に音の情報は、空中では遅いが対内に入ってから「聞こえた」と感じるまでは
意外と速いのです・
そんなわけで、問題の「光と音の同時ライン」の測定実験によると、人間の周囲12メートルからの光と音
の情報が人間の脳に同時と感じるらしいのです。
このことはスポーツ、とくに卓球のような12メートル以内の距離で行われるスポーツでは目から得られる
情報で反応するよりも耳からの音の情報を先にとらえてから体が反応することが相手に勝つための
キーポイントになってるということからも理解できるかと思います。
皆さんの思っていた数字と近かったでしょうか?以外に短い距離の12メートルが正解でした。
というご意見もありますね!
しかし、脳の処理速度も個体差があるでしょうから、
結局はおっしゃるように、わからないというのが正しいのかもしれません(^^)