インフォメーション(日々更新中)

2019-08-30 15:11:00

三途の川とは何ですか、川にはどんな逸話や物語をかかえていますか? 1 フォロー 回答依頼 コメント 共有 もっと見る あなたが投稿した回答です これはいつでも編集または削除できます。 1件の回答 Na

三途の川は三塗とも書きます。

これは「三大煩悩」といわれる「貪欲、瞋恚、愚痴」つまり「むさぼり、いかり、愚かさ」を指しますが、

これをはさんでこっち(世俗)を「此岸」といい、彼の岸(さとり)を「彼岸」といいます。

この三途つまり「三大煩悩の川」を渡ることを「得度」といいます。この「度」は「渡」と同じ意味で使われる文字ですから、

仏教で「度」という文字が出てきたら「渡る」を意味していると思っていただいたらいいと思います。

よく「僧侶になる儀式」を「得度」といい「渡ることを得た」という意味を持ちますが、実際は渡るより「川」に沈没している僧侶がほとんどでしょう。。

この「激流を渡る行」が仏道ですが、この三途の川には、「六文銭」の渡し料が要るとか、「なんちゃら婆あ」がいるとか色々な「くだらない物語」がありますが、そういう話しは歴史的にいろんなひとがテキトーに作った話が多いので、「本質を学ばれるよう」におススメします。

また、日本で「お彼岸」というのがありますが、これは本来「俗世の日常を見直して、いわばリセットする」という本来的な意味があります。

いずれにせよ、なんとなく「情緒的」な話しのようですが、現代においてはその本質になにが「論」として語られているかという側面をまずは理解することが重要だと思います。

つまり、「情緒的な話し」からは「迷信」が生まれやすくなり、いまでさえ「お棺」に「六文銭」みたいな「紙で作った古銭」を入れたりするケースがありますが、儲けの「アイテム」にはなるけれど、無意味なことです!

こういう「昔話」には、本来的な側面と誤った「お話し」が混在するので、「三途の川」以外のさまざまな「情緒的話し」には落とし穴があるといいますか、「川に沈没するような話し」がありますからご注意くださいませ!

 

三途について、書き漏らしましたが、「三途」は「みち」、「三塗」は「塗られている(すり込まれている)」ということを「文字表現」しています。