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2020-05-27 23:40:00
「技術」ということ‼️
「技術」という言葉がある。
いろいろなところで使われるが、たまたま武術をしているので、
事例にするけれど、、
「技」は、「パンチの種類を豊富にもっている」とか「型がいくつも出来る」ということである。
それが「蹴り技」でもなんでもいい。。
しかしそれを「どう組み合わせて使えるか」というのが「術」である。
「型」を「実戦でどう使えるか」ということでもある。
ふっと浮かんだけど「美容師」が、いくつかのハサミやテクニックを使って、上手に切れる。。
としても、「顧客のニーズに応じて使いこなせるか」ということでもある。。
また、「なにをするにしても」テクニック(技)があっても、「相手の心をとらえられるか」ということである。
わたしは「ストレートパンチ(正拳突き)しか技としてできない」としても、「相手の心を誘導できたら術で勝てる」ということでもある。。
わたしは「単純な髪の切り方しかできない」としても「顧客が納得できたら良い」ということにもなる。
美容師が「技」を駆使して「あなたにはこの方がお似合いです」といっても、「相手が納得しなければ負け」なのだ。。
「技を駆使することと、相手の心をとらえること」を「術」というのである。
つまり本物は「技と術」を持っていなければ、「技術がある」とはいえないのである!
「仏教に詳しい」としても、「ひとが納得しなければ意味がない」ということであり、押し付けてみても、二度とこないだろう。。
このへんは、わたしも反省すべきところと言えなくもないが、「仏教は術に掛けてはいけない」と思っているので、あえて「技だけで納得してもらう」というスタンスなのである。
「技=型」を見てもらって、「納得していただく」という武術の型や演武のようなものである。。
(演武とは、2人以上が決められた流れでやりとりをすること)
そういう点では「怪しげな霊能者」のようなものは「術」だけで「技」がないことが多いので、逆に「中身がないウソ」になるのである。
いわゆる「マインドコントロール」である!
みなさんはご自身の仕事やすることに、「技と術」の両方が備わっていて、目的に応じて使えているかどうか、、
そして、「知恵」として「どのように使うか」という観点で磨いているか。。
お考えになると、なにごとについてみても整理がしやすいであろう。。