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2020-06-01 01:48:00

いのちと生命‼️

わたしがかれこれ4年「中国武術」を教えている中学生がいる。

この子を知ったのは、この子が小学5年の時である。

ある空手道場から「指導してほしい」と依頼されて出会った。。

 

その時、この子は黒帯であり、いろんな試合で優勝をしてきている。

そこでこの子はわたしと組み手(自由な打ち合い)をして、、

中国武術のおもしろさを感じたようである。。

 

とはいえ「マジ大会」があるときは、空手に集中して、わたしとの練習はお休みであった。。

 

先日、この「コロナ」が開けたらまた練習したいといってきた!

 

じつは、この子のスゴさは、「小学5年」の時から、「第二次世界大戦」のことをよく知っていて、わたしさえ知らないことを知っていた。。

 

この子のお母さんいわく「うちの子は本が好きで、大規模店舗に行っても、本屋を探して、大人が読む難しい本を読んでいるんです」という。

 

確かに、歴史に関わらず、量子論のような物理学にも、世界情勢にも、そこら辺の大人以上に知識が豊富である。。

 

ここがアメリカなら「小学校から大学に飛び級できる」ほどである!

 

この子は、世界情勢なども聞いてきて、「武術」以外のことも「いろいろ聞いてくる」ので、子ども扱いせず、そのまま教えている!

 

この子は、持った知識を知恵にしようとしていて、「なんでパンプキン爆弾なんか作ったんやろ?」「なんで日本がアメリカと戦争したん?」とか「元素ってなんであるのん?」「量子コンピュータってあるんやんなぁ。。」といった質問をしてくる。。

 

果ては「生命(いのち)ってなんなん?」なんていう質問までしてくるので、、

 

一緒に調べようか❣️

といった感じで、わたしも学ばせてもらっている!

 

いまの日本の現役の中心になろうかという「30代から50代」と、こんな話をしても「話にならない」というケースがほとんどである。。

 

それよりも「目の前の収入だのお楽しみだの」といった戯言(ざれごと)ばなしがほとんどなので、会話していてもなにも面白くない。。

 

「お金儲けの話」に始終するひとほど、、お金に見放され、くだらない詐欺ばなしのようなものにハマろうとする。。

 

まずは「今すべき目前のこと」さえできていないのに、大きな話しを求めようとする。。

 

「お客さんが来ない」「経営がうまくいかない」のは、目の前のことや考え方が間違っていることにさえ気づかない。。

 

アドバイスをして「さすがですね」というなら「実行せよ」と言いたいが、「さすがな話し」をめんどくさいといって、結果「融資だのなんだの」に依存してしまう。。

 

どんどんマイナスのループに入るのである。。

 

また「今後の日本はどうなるのか」といった話しに、「資本主義に徹底する」ならお金だけを追って、儲かる方法はいくらでもあるけれど、、

信用を失うことは仕方がない!

 

といえば、「信用を失うことなく儲けたい」というから、、

じゃあ目の前のすべきことをしなければ難しいというのだが、、

意味を理解しようとしないから、、

「??」となる。。

 

そしてこの「??」の原因をわたしの説明や話の内容が違うといった方向に持っていこうとする。。

 

「なんでアメリカと戦争したん?」という問いに、説明をして、、

「そうなんや!」「じゃあもっと〈いま〉こうしやなあかんのんちゃうのん!」という発想を生むような、この子のような「知恵」が出てこない。。

 

『知識は知恵になってこそ意味を持つ』ということがわからず、、

いのちを投げ出して国を守ろうとした「戦争犠牲者への申し訳なさ」すら思うことなく、、

「このまま〈戦争〉とかになったらいやですね。。」とか、

「自分のことさえどうにかなればいい」といった観点では、「自分のことさえどうにもならない」ことをわかっていない。。

 

世の中を作っているのは「ひと」であり、「いのち」である。。

「いのちは紙(お金)」でも「成績」でもない!

 

「自然というなかにいる〈いのち〉」は「いのちによって守られて成長していること」を思えなければ、、

「自滅」へと向かうしかない。。

 

そしてその「いのち」を高める「知恵がより高次元の〈智慧〉」に育ってこそ、、「すべきこと」「すべきではないこと」がわかるのである。

 

つまり「精神」の育成である!

「精神」よりも「資本」を優先させたら、よしんば「資本主義の陰謀」があったとしても「陰謀者」さえも「自滅する」であろう!

 

いま起こっている「5G」への進化は行き過ぎである!

いまのコロナにおいて「そこまで人間を封じ込めて無力化させること」が適切であろうか?

 

「目の前の人や生命」がなにを感じて、どういう「成長をしようとしている」だろうか、、

また、目の前のいのちが、どういった「悲しみ」に耐えているのか。。

 

そういったことを感じる「智慧」を持つことを、特に「現役世代」には考えて実行して欲しいと思う。。

 

こんなことを言っているわたしも、わたしに出来ることは充分にしている。。

 

この子が「この先」標準的資本主義の日本人になってしまうなら、、

日本は大きな人材を失うことになる。。

 

現役のみなさまに「この子」が親元を離れて現役になった時に、ちゃんと良き人材として成長させる自信のあるひとはどれだけいるだろうか?