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2020-07-03 02:35:00
危険な会社そしてお店‼️
いつも行っている美容院がある。
最近は、「理容より美容」のお店が多くて、かえって「理容」のお店は探さなければいけないほど減っている。
わたしのエリアには駅前に、数十件は美容院がある。
これだけあっても「成り立つ」のは、髪を切ることが「ニーズ(必要)」だからである。
かえってマッサージが減ったのは、それが「ウオンツ(あったら嬉しい)」であり、「必須ではない」からである。
しかし、きょういつも行っている美容院に行ったけれど、
3年ほど前にわたしが通うようになった当初、店舗がそもそも3つあった。。
そこからこの3年の間に店舗が2か所増えて、また1か所増えると聞いた。
しかもわたしが行っている店舗が、2か所に移転して「男性向けの店」と「女性向け」に分かれるという。
中小企業であるから、普通なら「やり手の経営者」と思うだろう。
しかし、そもそもわたしが行っているところは「家賃相場で換算すると月100万円」はしている。
それが「分かれる2か所の場所」を聞くと、1か所「30万円」ほどの賃料の物件である。
こういった経営のパターンでいくと「だんだん危険度が増している」と考えられる。
中小企業で多店舗展開するときは、「現在のコストが払えなくなっている」から、、
「新規店舗を開く」という名目で、「お金を借りる」のである。
こういった場合「決算書」の売り上げのかさ増しをして、
書類上は「健全経営に見せる」ということが、「顧客相手の商売やサービス業」ではやりやすい。
これを「B to C」ビジネスという。「ビジネス to カスタマー」ということである。
「顧客数はごまかしやすい」ということを意味する。
たとえば、実質10人のところを、100人と書いて、「数字が不自然にならないように」架空のコストを増やして「利益が出ている」ように粉飾する。
そこで「銀行など」に新規店舗を増やす名目で借金をするのであるが、
実質「500万で店舗を作れるところ」を「1,000万円必要」という計画書や見積もりを作って、
残りの500万で現在の足らない部分を埋めていくのである。
これが良いか悪いかではなく、現在の中小企業は生き残るために、こういった「自転車」がほとんどであることを知って欲しい。。
そして、じつはこういったことは、銀行員(担当者や支店長)もある程度は黙認して「本部」にあげる。。
けれど、本部の融資課の審査が厳しいところではムリになるけれど、
銀行ですら「うまく行っていないところ」は「貸したい」つまりなんでもいいから「利息の数字を上げたい」ので審査がユルクなる。。
こういったことから、「この美容院も長くはない」と判断できる。。
みなさんも「うまく行っているように見えるところこそ危険」ということを知っていただきたくて、
あえてこのことを「中小企業の実態」として記述した。
すでに日本の大企業はそもそも「外資」なので、「株式上場」かどうかなんて関係なく、
外資の都合で「どうなるかわからない」ということも知っておかれると良いと思う‼️