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2020-07-10 04:12:00

煩悩はなくせる❣️

煩悩は、「自己や周囲を煩わせ悩ます心の動き」を指します。

そして「煩悩」について「むさぼり、怒り、愚かさ」の3つが3大煩悩と代表されるのか。

これらの背景には「人間種」という生命が「精神的成長を遂げていない」ため、

「本能や情動」に支配されているということがあります。

「なければ不安」「あってもなお欲しい」ということから「むさぼり」を生み。

「自己をないがしろにされた、傷ついた、取り越し不安」から「怒り」を生み。

「勝つために、儲けるために、待遇が悪い」というようなことから「愚かさ」を生む。

といえます。

これらは、およそ「自己防衛機制」といえますが、人間は他の動物と違って、

「種」としての生き残りを「頭脳に託しているため」に、煩悩という「未成熟な防衛機制」を生むのでしょう。

自己防衛について、思想や哲学や宗教などを通して成熟させることができると、煩悩は必要なくなると思っています。

実際、仏道を歩むと煩悩という「防衛機制」は必要がないという「智慧」を得ることができるので、

これらについて「意味がない」と思えるようになります。

そういうひとが増えることを願っています。