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2020-07-12 09:14:00
ひとの価値を「資産やお金」以外で判断する方法はありますか?
日本の中小企業において、金融や税金面で「お金や資産を増やす」ことは、真面目にやると不可能なシステムになっています。
つまり、1,000万円資本金があって、そこから事業を始めても、なかなか資本金をあげることはできません。
この「日本の税金と借金返済は利益から」というシステムで「お金や資産を増やそう」とすると、
多少またはそれ以上の「騙しや要領をかます」以外に方法はあまりありません。
「わたしはこうして儲けました」というセミナーなどは「そういう騙し方をマーケティング」ということばで教えるだけで、
結果なにもできない方法を教えられて、損するだけなのです。
「わたしはこの方法で儲かったので海外に住んでいます」という演出をさせて、ボッタくるというようなものもあります。
こういう仕掛けをしているひとを知っていますが、親分はそうやって儲けますが、海外に住んで演出をさせられている人は「コマ」でしかありません。
「メンター」さんが「毎月100万円は稼いでいます」というなら、メンターさんのいうようにやって「うまくいかなければ」、、
その100万のうちから10万円でいいから、保証してくださいと言ってみましょう。
または「納税証明書を見せてください」「決算書や公的な所得証明」でもなんでも過去2年分ぐらいの公的な証拠を見せてもらうことです。
絶対に「そうします」という書面を交わすことはありません。
「ウソ」だからです。
日本の中小企業や大企業の役員でも「資産持ちや金持ち」になることは難しいシステムなんです。
このことを知らない日本人は「会社を立ち上げて、どんなに資金繰りに追われるか」知らないまま立ち上げるから、
たいがいの場合10年ぐらいで終わります。
決算書を「税理士任せにしている経営者」は必ずといっていいほどそうなります。
税金と借金返済のシステムから「数字を見て経営」しなければ、税理士でもそこをわかっていないひとが多いんです。
「自分で会社を経営したことがない税理士」がほとんどだからです。
そういう意味で「お金や資産があるひと」は「騙しやかましがうまいひと」だと、
逆にそのひとを疑う方が「真実」です。
「ひとの価値」をそういう点で見るというのは「愚かなこと」です。
たとえいくら「資産」があっても、「抵当権つきまくり」だったり、
「年商10億」といっても、お金が借金返済などに通過して通り過ぎることがほとんどです。
「経営」を知らないで「見せかけ」のひとが多い日本で、そこで「そのひとの価値をはかること」はできません。