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2020-07-20 05:17:00
脳と心と意識は、けっきょく「ニューロン」だといえますか?
脳細胞にデータがあると言えるでしょうが、ひとつの細胞にひとつのデータということかそうではないかは難しいところです。
また細胞のDNAがどうなっているかということも影響しますし、細胞にキチンと血液が流れているかと言うことにも左右されるでしょう。
そしてそのニューロンとニューロンがどのようにつながりを持つか、ということや、どの脳内ホルモンが活性化しているかということも影響します。
そういった脳の働きと周囲の環境の間で、心や意識といわれる状態が作られるといえます。
概念的には「脳」と「心(意識を含む)」を分離して、「初期(幼児)段階の脳」が「心を作り」、その「心がさらに脳を進化させる」と考えると理解しやすいと思います。
そして環境に反応している状況を感じやすいのが「心臓」なので、「心は心臓」にあると古来から考えられたのでしょう。
また「心臓」は、肉体から出る「電磁波」がもっとも強いといわれる場所ですから、人とひとが互いに「心」を感じ会うアンテナであるともいえるかもしれません。
さらに言及すれば「身体の状態」によっても「心は変化します」から、疲れていると「心がブレたり」ということがあるといえます。
こういったことをまとめると、「心(意識を含む)」は「環境と身体の総合的な状態」から作られていて、単純に「ニューロン」だけとはいえないといっていいと思いますが、
とどのつまりは「ニューロンとニューロン」が「身体や環境」などの情報から「どのような複数のデータ(DNA要素を含む)を引き出して、どのように電気やホルモン伝達をして反応をするか」ということにおさまるかということになるのかも知れませんが、脳はいずれにしろ「統括している」のであり、身体の「細胞や神経」からの情報でそのように働くという観点からいえば、
「身体や環境」も脳の一部であり、これらの総合体が「心(意識を含む)」であると言えるのではないでしょうか。