インフォメーション(日々更新中)
2020-07-23 22:23:00
部下に指示するときに注意すべき点はありますか?
ご質問されていることは、人間関係で重要なことだと思います。
そういう意味でさらに「重要なこと」は、、
「指導より誘導」ということです。
「〇〇しなさい」「〇〇じゃないか」という表現ではなく、「〇〇な点はいいと思うから〇〇したらもっといいと思うよ」というイメージです。
「これじゃダメだ」よりも「このことのここはいいと思うから、ここをもっと良くするには〇〇したらどうかな」というように、
いったん「受け入れて、そこからさらに高みを目指すこと」が、この指示だという表現です。
このご質問への回答の出だしに書いたような表現です。
焦ったり急いでいると「こういう表現」は難しいですが、上司ならこういう表現ができるぐらい余裕を持ちましょう。
また、NLP心理学で言うように、ひとの「感覚器官の優先システム」がズレたのでは、伝達そのものがうまくいきません。
「指示書」を渡すだけだと「聴覚優先」のひとは、たぶん「見ない(読まない)」かも知れません。
「指示書」を渡して、説明するなかに「指示書に書いてないこと」を説明しても、
「視覚優先」のひとは、話を聞いているようで、聞きながら聞く方よりも「見る方」が優先しますから、
結果「書いてなかった」ということになります。
正確に気持ちよく指示することって意外といろんな角度からの努力が必要なものです。