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2020-08-10 02:28:00

あなたのベクトル‼️

「意思」という文言は「ほぼ人間」について使われます。

たとえば「エアコンが意思によって涼しくしてくれる」とは言わないでしょう。

 

しかし「人間」といっても「細胞や分子の塊」の物体です。

そういう意味では「人間の意思」は「ベクトル」ということでもあり、感情やわたしという概念がなければ、「人間の意思」は「ベクトル」と表現しても同じです。

 

人間は、「動物のように心がある生命体」に「意思」という文言を使うのです。

とはいえ現代では「植物にも心がある」という人もいます。

 

そういう意味で「人間の見方が変わる」ことで、

「犬」なのか「ワンチャン」なのか「〇〇ちゃん」という「人格」になって「犬の意思」という言葉を使うひともおられるでしょう。

 

「うちのワンチャンはさびしいからわたしにすり寄ってくるんです。」

 

という人がいても、その犬の意思なのかどうかは不明ですが、プロの調教師さんなら一定レベルは、「犬の意思」つまり犬を通して出てくる「ベクトル」を「正確に読める」でしょう。

 

プロでなくとも、犬の心「ベクトル」を読むひともいるようですし、植物の意思を読むひともいると言います。

 

いずれにせよ「心」はじつは「脳から生まれて、脳を超えている」といえます。

「心」は人間から生まれて人間を超えるのです。

 

つまり「すべての存在」が「電磁波のような波」の「ベクトル」に基づいて動いているのなら、その波の元が「宇宙全体から起こっている」ともいえるため、、

 

人間が決めたルールや常識を超えて「わたしという生命には、存在する理由がある」といえます。

 

「あなたの生命もわたしの生命も宇宙の意思」によってある。

 

ということから、「すべての存在が元素や分子によるなら、それは宇宙の波から生まれている」と、「人工物」についてもいえるのです。

 

そこで人間は「自らの生命が生まれた理由を宇宙に聞くこと」が重要だといえます。

 

それは浄土教でいう「仏の本願を聞く」ということです。

ここでいう仏は「宇宙そのものと自己に内在する理由」ということです。

 

あなたの生命も宇宙のベクトル(意思)によって在り、その意思を智慧によって見出し、どう生きるべきかという本来のベクトルがあるのです。

 

そこを見出すことができないから「面白くない人生」を迷いながら生きているだけになってしまいます。

 

あなたに内在するベクトルを見出すためにこそ、確かな教えから思想や哲学が中心にならなければ「うまくいかない、おもしろくない人生」をダラダラ生きることになるのです。

 

引力や重力という法則は「ニュートンから生まれ出てきた」それがニュートンという人間に与えられた「宇宙のベクトル(意思)」といえるのです。

アインシュタインでも誰でも、すぐれた人と言われる彼らには、この「自己の生命の波」を読む思想や哲学があったのです。