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2020-08-17 22:10:00

経営者コンサルタントによって会社が良くなるのでしょうか?

コンサルトに求められていることと、経営者がミスっていることがズレていたり、

経営者自身が変革するつもりがなく、社員の問題と考えていたり、

「現場も知らんコンサルになにがわかる」という社員がいたり、

そもそもコンサルが「5S」だとか、「ISO」だとか、「マナー」だとか、「マーケティング戦略」だとか、、

売りたい内容を売れば良いと思っていたり、

なかには「同業他社」を陥れて、顧問先に利益を誘導したり、、

ひとことでコンサルタントといっても、「税理士や中小企業診断士などの士業」から

「地方銀行の取締役を退職したひと」や果ては「メンター」を名乗るひとなど、、いろいろおられますが、、

肩書きに関係なく、ほとんどが医師のように「内科、外科、眼科、胃腸科、循環器科」などのような「部分はわかる」というコンサルが多いことや、

医師でも誤診してしまうことがあるように、どこまでコンサルが正確なのかということを数値化できるようでできないものです。

(コンサルが入って数字が上がったとしても、コンサルのなにがどうして、そういう結果になったかどうか、たまたまなのか、不明確です。)

つまり「コンサルタント」が明確に「良くしたかどうか」が証明しにくいのです。

コンサルタントには「全体を見て、改善すべき点をどうするか」という観点が重要だと言えます。

以前わたしがコンサルの顧問をしていた会社に、たまたま別ルートから入った「事情」があって、「経営改善されたところ」がありますが、

当時はそれを「自分の手柄」のように宣伝に利用したことがあります。

そういうようなことはいくらでもあります。

また、「この会社はダメコンサルに振り回されている」と思って「善意で忠告」しても「腐れ縁」でやめてもらえない、、

「ひょっとして辞められたらもっと悪くなるかも」という依存不安によって、どんどん悪化する会社もあります。

そういう意味では「コンサルタントを見抜くこと」ができない経営者がコンサルタントを入れても、

それがいいのかどうかさえもわかっていないので、結果うまくいかないという事例もあります。

縷々書きましたが、「コンサルタント自身が会社といういのちを助けることができるか」

「経営者がコンサルタントの良し悪しを見分けて、丸投げではなく、うまくコミュニケーションをとり、改善に努める姿勢を持つかどうか」

ということになるといえるでしょう。