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2020-09-14 21:05:00

観音菩薩は仏教が伝播するにつれ東アジアでは女性化されたのに、何故阿弥陀如来は非常に母性的であるにも関わらず女性化されなかったのですか?

阿弥陀如来が母性的というお話から考えて、仏教にはお詳しいと思いますが、

改めて記述しますと「菩薩」には、「求道者」「仏が変化した」「仏の性質をあらわしている」などの種類があります。

そこで「阿弥陀如来」の慈悲の性質をあらわしているのが「観音菩薩」とされ、「勢至菩薩」は智慧をあらわしているという意味で、

阿弥陀如来の両脇に観音菩薩と勢至菩薩が並んでいる「三尊像」もあります。

しかし「阿弥陀如来」に限らず、「仏=如来」は「分別を超えた性質」というのが、基本ですから「男性でも女性」でもなく、

「絶対でもなく、相対でもない」「存在でもなく、非存在でもない」といった性質を「無我、空」といいますが、

そういう性質上、なんらかのポイントに定義されないのです。

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