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2021-04-19 01:03:00
安心じゃない‼️
いままで真宗のお西において、善導と法然、蓮如等によって、
五正行ばかり語られて、信心を安心といい替えて、「安心(信心)」をいただき、
「読誦、観察、礼拝、称名、讃嘆」の中の、称名が重要で後の4つの行は、
その助けほどの「助業」だとされてきて、読経などの法要などはあくまでも、
「信心」から出てくる「起行、作業」といわれてきました。
ですから「お勤め」より「お説教や法話」を聞くことが重要だとされて、
法要でも「お話」の方が「時間が長い」のです。
お勤め40分、お話90分という法要が多いものです。
しかもお勤めはオマケのように扱われて、「法話」ができない僧侶ではいけない。
と言われてきています。
しかし、根本聖典の教行証文類においては、五正行はそれほど重要視されていないのです。
いまの学者すら、「ほんとうに教行証文類を読んでいるのか?」と思うほど、
教行証文類の中心を構成している「五念門五果門」を教える先生がいません。
特に空◯学派においては全くです。
わたしは、真宗の重要ポイントの「五念門五果門の入出ニ門」が根本になければ、
親鸞真宗の本意がわからなくなって、お伽噺から脱却できず、空理空論になることになってはいけないので、このことを「たびたび書いて」います。
法要もオマケではなく「讃嘆門」であるとメインになることだと大事にすべきです。
「意味不明な法話」より美しいお勤めが「ひとを呼ぶ(大会衆門の果)」となることもあるものです。
逆に「意味不明なお話」がジャマをすることがあるのも事実でしょう。
どうか、この重要なポイント「五念門五果門」こそ「親鸞の真宗」であると、教学や真宗の認識を明確に伝えていく人が増えるように願っています。