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2021-06-21 06:16:00

ブラック企業に入るべきか?

【Quoraの質問者さんへの回答】

 

問い

 

ようやく内定を手に入れた一社。しかし、中身がブラックっぽい。業務経験を得られると捉え、入社したほうが良いのか、ただ潰されるだけと考え、入社をしない方がよいのか、37歳の私はどちらがよいのでしょう?

 

回答

 

申し訳ありませんが、率直に書かせていただきますが、あくまでもわたしの経験や見解による内容ですのでご容赦ください。

 

社会人が独立して起業する場合に、37歳というのはちょうど分かれ目だと思います。

 

40歳を超えると「現代の経営」においては、社会のスピードや人材などと、自分の生きてきた時代とギャップが広がりすぎて、さらに苦悩されると思います。

 

「脳が自分の経験値や知識に依存してももはや古い」ということです。

 

そして、関東あたりでよくいう「ブラック企業」というような概念に縛られているようでは、いまでも起業は難しいでしょう。

 

「起業ノウハウビジネス」や「マーケティング戦略ビジネス」の格好の餌食です。

 

そもそもあまり知られていませんが、「セクハラ」はとりあえず置いといて、「パワハラ、モラハラ」「ブラック企業」という言葉や概念は、

 

ある業界が「商品」として作った概念です。

 

日本は業界の利権で「弱者救済」と錯覚させて「生きるチカラや知恵を奪って、ホンモノの弱者を作って」います。

 

比較的関西でブラック企業などの文言を聞かないことが多いのは、「オレのお好み焼きは美味いから24時間でも焼いたる」

 

というぐらいの気骨がないとやっていけない社会だからです。

 

中小企業の社長は、借金や支払いに追われて、寝てる間もないぐらい働いています。

 

寝ていてもアタマは働いているとも言えます。

 

「ブラック」は、あなた基準や「同情票基準」でしかありません。

 

「この会社を乗っ取ってやる」ぐらいの気骨から、知識や知恵や経験をどういう風に積んでいくのか。。

 

それができない「無能な人材です」と自ら言っているようなものです。

 

いままでの37年間で積み上がっている「知識、知恵、経験など」は社会を生きるのに使えないのでしょうか。。

 

単に「宝の持ち腐れ」になっているだけなのではありませんか?

 

ここに相談されるという「行動力」がある。と見るか、、

 

ここに相談する以外に「行動力」すらないと見るか。。

 

それはあなた次第でしょう!

 

少なくとも、ひとりで悶々と悩んでるよりは「行動した」と言えませんか?

 

その行動の結果、「無能な人材」と書かれたと思いますか?

 

それとも「ブラック企業」だと問題視して現実から逃げていたのかも。。

 

といった「気づき」を与えてもらったと思うか。。

 

あなたがほんとうに無能かどうかはそこで判断できるでしょう。

 

誰が、このような問いに、なんの得にもならないのに「嫌われそうなこと」を時間をかけて書くのでしょう。

 

これはわたしだけではありません。

 

およそ何人かの方が回答くださるでしょう。

 

そう言った「善意の第三者」がQuoraにいることについて、

 

人間って捨てたもんじゃないなぁといつも感心します。

 

わたしはリクエスト頂いてもだいたいひとこと回答が多いのに、

 

みなさんキチンと書いておられることには、感服しています。

 

ブラック企業だという以上、あなたは「会社」しか見ていないのでしょう。

 

その会社に「このQuoraの回答者のようなひと」がいないとは決して言えません。

 

会社において最近はそれこそ時代背景によるのでしょうが、

 

「先輩と飲みに行く」とか、取引先などの人と飲んだりおつきあいすることまでも、

 

「モラハラだの、パワハラだの」「超過勤務だの」と言っているから、「ひと」が見えてこないのです。

 

じつは「新規開拓営業」なんてむちゃくちゃおもしろいのに嫌がるひとが多いのは、

 

営業を会社やどこぞのノウハウビジネスから学ぼうとするから「なにも教えてもらえない」「難しい」というのです。

 

新規開拓営業なんて「スーツ着て、名刺出して」やるようなもんじゃないんです。

 

あなた自身が開拓したいところにどうアプローチするか、脚本や演出や演技を作って「楽しく人間関係を作る」ことからやったらいいんです。

 

「新規開拓営業」は「開拓したい会社のひととどうやって仲良くするか」っていうゲームのようなものなのです。

 

なににおいても「会社」という「法人格」を見るのではなくて「生身の人間」を見るんです。

 

無能な先輩に見えるのは自分が無能だからなのです。

 

関東方面は見た目や能書きから入ることが「企画」なんかでも多いようですが、

 

関西は「見た目より中身」「能書きより現実」という思考から企画しますから、

 

分厚い企画書より「マジいい商品ですねん」「そやし、まぁ使ってみてください」っていう感じだったり、

 

「あんたおもろいなぁ」と会話のキャッチボールから見抜きます。

 

たとえば「知人の中古車屋の社長」が、客が来たら「お住まいは?」「お仕事はなにしてはるのん」「へぇ〜そうなんや、何年その仕事してはるん?」って、

 

さりげない会話をしながら売っても大丈夫な人か、つまり「ローン組める人か」「売ってからクレームいう人か」などの判断をしておられます。

 

いくら「現金で買う」といっても「怪しい稼ぎ方」をしてると判断する会話をして、

 

「あ〜すみません、このクルマ売れてしまってるんです」という感じで売らないとおっしゃっています。

 

どうぞ37歳という40歳を超えるとさらに選択肢が狭くなることを考慮して「決断」「行動」されますように。