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2021-09-12 20:33:00
親鸞とトランプさん
親鸞さんは真宗の教えは「悪を転じて徳と成す正しい智慧」であると言っています。
ものごとに「悪いこと」を悪いことと定義する前に、このものごとがなにか変化できるキッカケではないかと思って、変化させる智慧を持つことで、人生で起こることが、なかなか「イケる」ってなると思うのです。
あのトランプさんは、負けたのではなく、負けたことで「裏切り者や寝返るひと」を炙り出せると考えたようです。
だから、かえって負けて、さらによかったと言うふうになっているようです。
そういう意味でトランプさんは終わっていないのです。
やはり、人は強い人がいたり弱い人がいると言うことではなく、思考を転換できるクセをつけていれば、どんな状況でも切り替えが早くなって、状況を好ましい方向に転じることができるようになるものです。
それができるかできないかと言うことだろうと思うのです。
わたしも会社を倒産させたことで、多くを学びそれが新しい道になっていく経験があります。
負けたと言う状態も勝ったと言う状態もないのです。
その出来事を「どう転じることができるのか」ということです。
転じる智慧を磨いていくと、絶対的な状態というのはありません。
みなさんにもそう言うご経験があると思うものなのです。