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2021-12-13 04:21:00

勝ちグセ!

《Quoraから》

【勝ちグセを、どのようにつければよいでしょうか?いつも諦めてしまうのです。】

 

質問者さんが原田さんなので、これは原田さんの問いではないと思いますが、人間は「勝ち負け、健康と病気、金持ちと貧乏、生と死」などと分別したがりますが、この「ある状態を分断して価値をつけること」こそが、大きな間違いの元と言えるでしょう。

 

「人生のある状態を勝ちや負け」と定義できるものでしょうか…同じ状態が続くこともありませんから、「明日は我が身」というなかのほんのちょっとだけ「勝ち組」にいることができたとしても、いつのまにか情勢が変わって転落する可能性はいつでもありますから、「勝ち組」のひとは、ウラでは「怯えや怖れ、警戒心」という中にいなければならないものです。

 

また、勝つとか負けるという状態は存在するのでしょうか…多くの場合において、その基準が世間の価値観であって、自己が決めたものではないことが多いと思います。過去は変えられないといいますが、過去の解釈は変えられます。親が死んで「親孝行できなかった」「あんな親、死んでせいせいした」と思うか、「いろいろあったけど、いろんなことを教えてもらったなぁ」と回想すれば、良い親だったと思えるでしょう。

 

仕事でも「勝ちグセ」ではなく「糧グセ」をつけると良いでしょう。負けたと思ったこともすべてが、「糧」だったと解釈できる知恵を持てば、前進できます。「負けたと思えるようなこと」を「そのことが私を大きくして強くしてくれた」と解釈できる知恵をもてば、そのひとにとっては、どんなことも「糧」ですから、負けることも勝つことも関係なく、「なにをすべきなのか」という観点から生きていけるようになるでしょう!

 

「嵐をひとつやり過ごすたびに、オレたちは強かになる」ということばがありますねぇ…