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2022-01-08 08:53:00

コンサルと金融マン‼️

《優秀な人がコンサルや金融に集中し、実行する側の事業会社の人材が空洞化するのは問題ではないのですか?》

 

まずは、コンサルや金融に行く方が優秀だとは思えません。

若くして実力でコンサルはほぼムリなんです。

ビジネスの「ひと、もの、お金、情報」のなかで最も経営において厄介なのが「ひと」なんです。

どんなに良いシステムがあっても、ひとがダメなら機能しません。そしてそれは「能力以上に適正」ということが問題なのです。

「無愛想だけど細かいことはマメにする」という人が「営業向き」とは言いがたいでしょう。

概して経営者は、その判断を誤っていることが多いんです。

 

コンサル会社は、主に自社のシステムを持ってきますが、こんなことでうまく行くはずもなく、コンサル会社が責任をとってくれるわけでもなく、そんなところに若い人が「コンサルです」っていっても、コンサル会社の看板を信用する賢くない経営者さんからお金を騙し取るようなことになってしまうんです。

 

そういう意味で、そういうことが平気でできるひとを優秀なひととはいえないのです。また、金融もこれと同じで、銀行でも貸付ないと利益がなかなか出せないので、金融庁に怒られるようなことを平気でやって、わかりもしないビジネスにお金を貸して、貸した会社にアドバイスすらじつはできないのが金融マンです。とにかくノルマの中で、貸し付けるためにルール違反は当たり前のような業界に、優秀な人材がいっているとは思えません。

 

つまり、コンサルも金融も、顧客である会社をうまく機能させられないのです。とくに資本主義カルトというお金第一主義の中で、この資本主義カルト自体をおかしいと思えるひとこそを優秀な人といい、そういうひとがどういう人と、本当に世の中に必要なことをやっていくかということが大切で、そういう思考を自ら出来て、ビジネスモデルを作っていくことができて、良い協力者やチームを作ることができるクリエイティブな人こそ「優秀な人」と言えるのだと思うのです。

 

そこで日本の弱点が、そういう人を育てるひとやシステムがないことなのです。わたしの事務所はそういうひとを育てています!