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2022-01-13 04:34:00
仕方ないから生きている‼️
《最近ネットでも自分の周りにも毎日楽しくて元気な人間ってほとんど見ないんですが、もしかして日本ってしんどくて死にたいけど死ねない人が仕方なく働いて成り立ってる国だったりしますか?》
現代日本において、そういうことは言えるかも知れません。いろいろと恵まれているのに喜びが浮かんでこない、基本的に安心安全な中にいるのに安らぎがない、目標を達成しても実感がない、欲しい物もない、などなどよく聞くことです。コレが資本主義の成熟期を超えた状態だという人もいます。とくに「物欲もない」「性欲もない」といったこちもよく耳にします。日本のように成熟しきって、スラムらしいスラムもなく、お金に苦労しても生活保護がある、とにかく日本にいればなんとかなってしまうから、ハングリーになることがないので、日本はマズローの欲求の五段階の「生きられる、安全である」という下層の段階はクリアしているのでしょう。しかし、その上の「愛される、自尊心を持つ、自己実現する」という部分は、得られる人とそうではない人がいるように思えて、「自分には得られない」と思っている人が多いようにも思うんです。だから、「諦めてしまっている」ということなのかもしれません。所詮私なんかというような気分が日本人にはあるように思います。それはまた、「ホントの自分が見えていない」ということにもなるのではないでしょうか。ホントは認められていたりするのに、そういうふうに思えないという錯覚があるのかも知れません。昭和から平成になって、教育の中で親が完全に子どもの将来にまで口を出して、進路まで他者に決められてしまう日本では、自分が自分の力で切り開いてきたという実感がないまま大人になっていくんです。「お前はダメなやつだ」といった言い方をされたり、偏差値で学校が決まってしまい、行きたくもない学部に行かせられたりという「自己の真の欲求が実現できない社会」がそうさせているのでしょう。どうぞ、これからは自分で自分の道を歩んで見てください。それがどんな道でもいいのです。あざけられようがどう言われようが、本当にやりたいことをそれほど稼げなくてもやっていくことがいのちが歓喜する生き方だと言えるでしょう。