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2020-10-01 02:58:00
親鸞さんとコロナ‼️
親鸞聖人が八十八歳のとき、国中が飢饉や疫病に襲われます。常陸国に住まわれていた、聖人の弟子の乗信房が、生きとし生けるものが死に往く有り様を嘆き悲しみ、聖人にお手紙を書かれました。そのお手紙を受け、聖人は次のように返事をされます。
なによりも、こぞことし、老少男女おおくのひとびとのしにあいて候うらんことこそ、あわれにそうらえ。ただし、生死無常のことわり、くわしく如来のときおかせおわしましてそうろううえは、おどろきおぼしめすべからずそうろう。(後略) (『末燈鈔』)
「生死無常のことわり…生まれたから死ぬという道理は、如来がかねてからお説きくださっていることであり、驚くべきことではありません」と聖人はおっしゃいます。
(引用)
仏教行者はここに据わりをおかねばなりません!